2023/10/24 21:00~
沖縄県 那覇市 奥武山公園にて
その日はプログラマーであり、このサイトの創造主でもある友人と会う約束をしていた。
彼の者の名を ひらけん。
我が数少ない友人の中で、最も知的謙遜※が高い男であり、事実私のような社会的地位の低い人間相手にすら驕らずに対応する、紳士…むしろ変人である(褒め言葉)
※知的謙遜(Googleなどの大企業等が重視するステータスであり、これら傾向は実際に有能であることの証左に近い)
ひらけんは普段東京で働くバリキャリであり、その彼がなぜ、わざわざ来沖したのかというと。
彼のプログラマーとしての一大プロジェクトの客先訪問…の旅路の途中経路に沖縄があっただけである(笑)
つまり出張旅行の合間に、私と会う予定を取り付けてくれたのだ。
飛行機が遅れて一時間の遅刻となったが、無事、事前約束の公園の橋で落ち合うことになる。
「お疲れ様です」
久しぶりの対面、だが安心感がある。
東京で暮らしていて、あまり風貌が変わらないのも珍しい…廃れるか輝くかの二択で、私も過去東京に行ったが前者だった。
そんな話しはさておき
男二人が夜の公園で待ち合わせ…一体ナニをするのかというと…♂
散歩である。
出張の合間にわざわざ会うのに散歩?と思うかしれない、酒をみ交わすでもなく普通の散歩。
最近の若者が酒から離れているとは聞くが、むしろ私が調教のごとく会社の先輩上司に酒漬けにされた過去はもう古いもの、なのかもしれない…と言っても一歳差なのだが。
歩きながら話すのはセラピーで癒し効果も有り、むしろ酒でふざけて管を巻くより、健康的に心を開いて話ができる。
早速、遅刻の説明など…(笑)まぁ離れた場所や慣れないところで時間が狂うのは当然だと思うので、むしろ忙しいところよく会ってくれたと感謝した。
会話のジャブとして、共通話題のブログのこと。
ひらけんは医学にも精通していて(元放射線技師)、私のブログの内容に関心を示して様々なことを訪ねる。
稚拙ながら、社会に出回っている一般人向け脳科学の知識でそれに応答する、私。
おもにオキシトシンの話題が中心だった。愛に飢えているのかもしれない♂
他にも、私個人の今後の展望…ビジネスについてや、落ち込んでいることなども話した。
信用を得るために顔出しで動画を配信する、最近アンチが出てきた等…こういった活動は、楽しいが辛い面も多い。私はメンタルが弱すぎて向いてないのでは?と悩んでいて
試行回数が重要で、成功は失敗しなければ不可能。メンタルが折れて転ても立ち上がることが重要。
自分も折れることはある。
そして、社会に出てる人間は皆辛いんだ。という名言も頂いた(少し歪曲)
私が以前ブログに掲載した文言の一部で、失敗は沢山した方が良い。みたいなことに、プログラマー的な共感も得ていたようだった。
確かに自分にも知識としてはあったが、それを体感で得ていた彼には敬服するところである。
ちなみにこの【チネヌンコのアトリエ】というサイト、実は彼に”無料”で作ってもらったものである。私はふと疑問に思い、「なぜこんな素晴らしいものをくれたのですか?」と尋ねた。
答えは、「途中で投げ出さず大事にしてくれそうだから」というもの。まぁ実際そうだが、タダより高いものもなかろう…裏があるのでは(邪推)
でも、投資という意味では、私にもこのサイトを利益が出るものにするという目標があるので、ありなのかもしれない。ここでもやはり”信用”が必要となる。
友人関係なので、”信頼”というべきか…英語ではそれぞれCredit(信用)Trust(信頼)
ここを履き違えてはならないなと、強く思った。
話題は弾み、大体2時間は歩きながら話しただろうか。途中で雨が振りだす。
人間は喋ると脳の報酬系が活性化するので、この悪天候でも、私は割とハイであった。
二人ともよく喋る。
楽しい時もつかの間、モノレールも終電の時間になった。
別れ際に二人でタコライスを食べながら、私はマンガの紙書籍をひらけんに渡す
と同時に、恐縮ながらサインをした。
ある意味契約のような…価値のある友人に送る、最大限の敬意(激重メンヘラ作家)である。
これを受けとったひらけんは、こう言った。
「これ50,000円、将来10,000,000円くらいしますよ。飾っときます、家宝にしますんで」
私は自分の将来に期待をしない。しかし友人の期待には応えてみたくなる。
ユーモアも交えた対談はこれにて終い。
別れた後、帰りの土砂降りの中、傘を持たずに家路につく。
その時こう思った。
冷たい雨ではないな…と。
There are your true kindness & humor!